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タクシードライバーの1日とは?

一般的なタクシー運転手は日々どんな仕事をしているのでしょうか?

このページでは、タクシードライバーが始業から終業までどのような1日を過ごすか紹介していきます。

出勤

まずは定時に出社。制服に着替えて身だしなみを整えたら、運転免許証の確認やアルコール検査など点呼を行い車両点検をします。

点呼

運行管理者がドライバーの健康状態を確認。
運転免許証の確認やアルコールチェックを行います。この時点でアルコールが分解されていない場合は出庫不可となります。

整備・点検

乗務するタクシーにお客様を乗せても問題がないかどうか点検します。問題が見つかった際はその車両を使えないので入念にチェック。点検後は車内を綺麗に掃除して出庫に備えます。

出庫(タクシー営業開始)

点呼~整備・点検を終えたらいよいよ営業スタート。タクシードライバーとして運転の仕事の始まりです。

都内であれば主に流しの営業が多いですが、予約配車や駅・大型施設での付け待ちもあります。

また、電車やバスなど公共交通機関が営業していない夜の時間帯は、深夜割増もあってタクシーが一番稼げる時間帯となります。

タクシー営業の内容について

流し営業

平日であれば駅や空港など仕事でタクシーを利用する方、病院や大型施設から移動されるお客様を乗せます。深夜になると繁華街や駅周辺でお客様を見つけることが多いです。

土日祝日は季節やイベントに合わせて営業ルートを考えることで稼げる金額が変わってきます。普段から情報収集したり、先輩の話を聞いておくと良いでしょう。

付け待ち

駅やホテルなど大型施設でお客様を待つ営業方法です。長時間の運転に疲れた場合、適度な休憩を兼ねて付け待ちするタクシードライバーもいます。

予約・無線での配車

電話や予約があった場合は配車センターの担当者が無線でタクシー運転手に連絡を入れ、指定場所の近くにいるタクシーが配車されます。ただし、ハイヤーの場合は流しや付け待ちが無いので本部から配車されます。

休憩時間

タクシー乗務員はお客様を乗せていない時、各自で好きな時間に休憩を取ります。お昼ご飯・仮眠・トイレなど過ごし方は様々。

お昼ご飯は基本的に好きな場所で食べていますが、タクシー会社によっては社員食堂があったり、自宅に戻って休憩する場合もあるようです。

休憩時間は勤務シフトによって異なり、隔日勤務の場合で3時間程度。日勤・夜勤のみの場合は1~2時間程度が一般的。休憩後は通常の営業に戻ります。

帰庫と退社

タクシー営業を終えたら営業所の車庫に戻り、営業報告など一通りの業務を終えて1日が終了。以下が詳しい内容です。

帰庫から退社までの内容

  1. タクシー営業終了後は回送にして給油
  2. 営業所でアルコールチェック、乗務員証の返却、日報作成、入金処理、納金などを行う。会社によっては日報は自動化されているケースもあります。
  3. 営業車両の洗車。毎回同じ車両を運転するとは限らないので、次の人が気持ちよく使えるように綺麗にします。

上記①②③を終えたら一通りの業務完了。
各自、家や寮に帰宅して次の勤務に備えます。

タクシー運転手の1日まとめ

タクシードライバーは多くがシフト制なので例外もありますが、ほとんどは上記のような流れで1日の営業を行っています。

隔日勤務や夜勤などもありますが、業務の流れ自体は一般企業とあまり変わらないことがわかって頂けたのではないでしょうか?

タクシー乗務員は目的地まで安全にお客様を送り届けることが使命。そして頑張れば頑張った分だけ歩合という見返りがあるのも魅力です。

適切な休憩など自己管理を徹底しながら勉強することで、一般の会社員より高い給料を目指すこともできるのがタクシードライバーの醍醐味でしょう。

 
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